続・ゾロのそぞろ歩き

世界一周ゾロのそぞろ歩きの続きです

”Excuse me, can you speak English?” その3

 

 

 


”Excuse me, can you speak English?”

 

そこから始まる数え切れないほどの物語がこの世にはある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

”Excuse me, can you speak English?”

 

それは行動に移した者だけが紡ぐことが出来るストーリー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この世の中の全ての男性は、街を歩いているときに自分好みの綺麗な女性とすれ違ったときに

(うおー!めっちゃ綺麗!めっちゃタイプ!あんな人が俺の彼女だったらなぁ・・・)

と思ったことがあるはずです。

もっと言うと

(うお!あの子めっちゃ巨乳やん!)

だとか

(今の子スタイルやばい!めっちゃくびれてた!)

だとか

(あのお姉さんめっちゃ足細い!)

だとか思ってるはずです。目で追いかけてるはずなんです。

ところが世の中のほとんどの男性は、そんな綺麗な女性達を彼女に出来ないし、セクシーな女性達ともセックス出来ずに終わることになるのです。

なぜなら

”何もしない”

からです。

何もしなければ、行動に移さなければ、可能性はゼロです。当たり前のことですが。

もちろんボクもそうでした。

でも

ほんの少しだけ勇気を出して

”Excuse me, can you speak English?”

そう声を掛けた瞬間、少なくとも可能性がゼロから1になるということを知りました。

街を歩いてて、綺麗だな、あんな人が彼女だったらな、と思う女性を現実に彼女に出来る可能性が、セクシーな女性達とセックス出来る可能性が、ゼロから1になることをボクは知ってしまったのです。

 


忘れもしません。台湾で初めて道端で知らない女性に声を掛けたあの日のことを。

あれは3月のとある土曜日でした。

いつものようにバスキングの為に西門町の6番出口を出た瞬間、広場にいた1人の女性に目が止まりました。

とにかく爆乳でした。

巨乳通り越して爆乳でした。

しかも服装が今まで見たこともないような服装で、ちょうど胸の谷間辺りがあみあみのみになっていて、見事に爆乳が強調されていて、もうめっちゃエロいの一言に尽きました。

ボクは別におっぱい星人ではありませんが、その見事な爆乳に対して、体が細くて、くびれてて、足も細くて、そして顔めっちゃ可愛いくて、とにかく美人オーラがビシバシ出ていたのです。

周りにいる台湾男子達もその子に釘付けでした。

(行くしかない!)

ボクは勇気を振り絞ってその子に近づきました。

そして

”Excuse me, can you speak English?”

と、声を掛けました。

(おお!あいつ行きよった!)

的な視線が周りの台湾男子達から注がれているのを感じました。

”Ah, little bit”

その子はそう返事してくれました。

おお!ガン無視されると思ったのにちゃんと返事してくれた!

そしてボクは、

今、仕事の為に西門町に来たんやけど、出口を出た瞬間、あまりにも美人なあなたを見て、思わず声を掛けてしまったと説明しました。

するとその子は嬉しそうに”Thank you!”と答えてくれました。

おお!なんかめっちゃ良い感じやん!

そしてボクは、

今からボクは仕事に行かないといけない。でも今度あなたとデートしたいからLINE教えてくださいとお願いしました。

するとその子は笑顔でボクとLINEを交換してくれたのです。

その子はQueena(仮)と言う名前でした。(ほとんどの台湾女子はイングリッシュネームを持ってます。)

ボクはQueenaと握手をして別れ、顔半ニヤケで西門町へと歩を進めて行きました。

その後はもう大興奮でした。

(やった!やった!俺!俺!声掛けれた!しかもあんな絶世の美女に!俺は声を掛けることが出来た!しかもLINE交換したし!うおおおおおおおおおおおお!!!!!)

ーーきっと今は自由に空も飛べるはず

そんな状態で準備をしていました。

歌い始めてからもニヤニヤが止まらずに楽しく歌っていると、なにやら台湾のバラエティ番組っぽいTVの撮影が物凄い人だかりと共にやって来ました。

そしてボクを見つけるやいなや、台湾の人気タレントがボクに近づいてきて、瞬く間にあり得ないほどの人だかりが出来上がり、ボクは流れでその番組に出演することになりました。(1時間半ほどのその番組に、かなりガッツリ出演することになるのですが、その話はまた今度にでも。)

路上を片付けた後、スタッフの指示に従い収録を進めていく中で、ボクは収録合間の休憩中にその番組名を教えてもらったので調べてみようとiPhoneを取り出してwifiに繋げたのですが、なんと繋がった瞬間、先ほどLINE交換したQueenaのリクエストを承認するか拒否するかの画面がいきなり出て、ボクは誤って拒否ボタンを押してしまったのです。

ーーーーえ、ウソやろ?

そう思った時には、もう手遅れでした。

どう操作しても、Queenaからのリクエストを再表示することは出来ませんでした。Queenaを検索することも不可能でした。

こうしてボクの人生で初めての台湾ナンパでゲットした絶世の美女QueenaとのLINEは、たった一度のやり取りもすることなく、消え去ってしまったのです。

 

つづく