続・ゾロのそぞろ歩き

世界一周ゾロのそぞろ歩きの続きです

ボクの青春はビートルズ

 


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音楽を聴き始めたのは阿武山学園に入った中1の13歳の夏の終わり頃からだったと思う。

当時はCDラジカセが出始めた頃で、まだまだカセットが主流だった。

ウォークマンもカセットだったし、CDの付いてないラジカセで、カセットからカセットへ2倍速ダビングとかやってた。

カセットにはランクがあって、ノーマル、ハイポジ、メタルと3種類あった。

何の違いがあるかよく分からなかったけど、一番高いメタルは何故かクズで、ハイポジが一番良かったからカセットを買うときはいつもハイポジを買ってた。46分とか60分とか90分とかのやつ。

たしか上の両端に爪があって、爪を折るともう上書きダビングが出来なくなった。

ラジカセやウォークマンから取り出す時に、黒の薄いペラペラのフィルムが引っかかってしまってカセットがパーになってしまうこともしばしばあった。

あんな薄っぺらいフィルムに音が録音されてるなんて今考えても不思議やなぁと思う。

 

 

 

 

 

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カセットの話はこの辺にして、ボクが生まれて初めて自分のおこずかいで買ったCDはリンドバーグの「胸騒ぎのアフターヌーン」。

理由は覚えてない。

当時流行ってたのはB'zとかWANDSとかZARDとか。

でも中2や中3の先輩達の中にはBOOWYとか尾崎豊が好きな人もいた。その影響でボクも好きになった。

そこから氷室京介のKiss meがめっちゃ流行った。あの頃は山田邦子が司会の音楽番組が流行ってたなぁ。

その前後かどっちか忘れたけどチャゲアスのYAH YAH YAHがめっちゃ流行った。

チャゲアスは13歳の頃から大好きだった。

SAY YESとか僕はこの目で嘘をつくとか太陽と埃の中でとか。

その中でもifって曲が大好きだった。

阿武山学園を卒業して堺東の寿司屋さんに就職して見習い修行を始めてからもチャゲアスはずっと大好きで、GUYSってアルバムやCode name 1 Brother Sunってアルバムをよく聴いていた。

201号って曲が大好きだった。

この頃のチャゲアスはクラシック要素やアコースティック要素が強くて、ボクはクラシックやアコースティックが好きなのかなと思った。

 

 

 

 


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寿司屋見習い2年目の16歳のある日、15時か16時頃のアイドルタイムでお客さんも誰もいなくて大将や先輩達も休憩に行ってるときに、何を思ったのか、ふとお店の有線チャンネルを勝手に変えた。

有線チャンネルは物凄いたくさんのチャンネルがあって、お店の電話とファックスが置いてあるところに番組表一覧があったので、それを見ながらチャンネルを変えて遊んでた。

するとビートルズチャンネルというのが目に付いた。

ビートルズ

名前くらいは聞いたことあった。

ものすごく有名なことも知ってた。

でも生まれてから今まで一度も聴いたことも見たこともなかった。

大好きなチャゲアスも「ある晴れた金曜日の朝」っていう曲の中でビートルズに生まれればよかったって歌ってた。

(ビートルズってどんなんかな?)

そう思ってチャンネルをビートルズチャンネルに変えた。

流れてきたのは意外にもクラシックっぽい曲で、エクソシストみたいな少し不気味で不思議な曲だった。

のちに知ったその曲は

”Eleanor Rigby”

っていう曲だった。

ビートルズってもっとガチャガチャ騒がしい音楽やと思ってたから本当に意外で、この頃クラシック調の曲が好きだったこともあり一気にビートルズに興味が湧いた。

そこからはもうビートルズの虜。

これは大袈裟じゃなく、16歳から19歳頃まで約3年間、ボクはビートルズにどハマりした。

 

 

 

 


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まずビートルズを聴き始めると、最初に思ってた通りのガチャガチャ騒がしい音楽がいっぱい出てきた。I saw her standing thereとかPlease please meとかShe loves youとかHard days nightとかI wanna hold your handとかHelpとか初期の頃のビートルズ

でもそれらがすっごいカッコよかったし、聴けば聴くほど不思議と味が出てくるから何度も何度も繰り返し聴いた。たぶんあの不思議な味の正体は絶妙なコーラスなんじゃないのかなと思う。

そしてリボルバーっていうアルバムで心からシビれて、サージェントペパーズから後期のアルバムに突入していった。

もう聴けば聴くほどどんどんハマっていった。

最後のアビーロードまでくまなく全て聴いた。

気がつくとアルバムは赤盤、青盤、ホワイトアルバムも含めてPlease Please meからAbbey Roadまで全て買っていた。

毎日毎日、来る日も来る日もビートルズを聴き漁った。

なんでここまでビートルズにどハマりしたかボクはその理由を知っていた。

それはビートルズを聴けば聴くほど、それまでの人生のどこかで聴いたことのある曲が山のようにあったからだった。

ボクは16歳までビートルズという名前くらいは聞いたことがあってすごく有名なことは知っていたけど、見たことも聴いたこともなかった。

でも実はボクが勝手にそう思ってただけで、ボクは知らないうちにたくさんのビートルズの曲を聴いて育っていた。

それはテレビのコマーシャルやラジオや街角で流れてた。

ボクはそれらをビートルズと知らないうちに聴いて育っていた。

初期、中期、後期、どこを切り取ってもどこから聴き始めても一度や二度は聴いたことのある曲ばっかりだった。

ボクはますますビートルズにどハマりして、アルバム全てを買い揃えただけに飽き足らず、映画も全て見た。

ビートルズ関連の本も買ってたくさん読んだ。

当時の公式ではビートルズの曲は全部で213曲やったけど(Real loveとFree as a birdはまだ出てなかった)、その213曲全てを聴いたし全ての名前も言えたし、たくさん本を読んだから曲ごとの逸話なんかもほとんど知ってた。偉大なプロデューサー、ジョージ・マーティンも大好きになった。

 

 

 

 


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当時、ボクが働いてた寿司屋の常連さんに福助のお偉いさんがいてビートルズマニアだった。(ちなみに余談ですがサージェントペパーズのジャケットの中には何故か福助がいます。若い頃のビートルズの前あたりです。)

大将がその方にボクもビートルズマニアだと紹介してくれた。

実の親子よりも年齢差があったからか、すごく可愛がってもらえて、ある日の休みにその方が梅田にあるキャバーンクラブに連れて行ってくれた。

キャバーンクラブっていうのはイギリスのリバプールにあるライブハウスで、まだ売れる前のビートルズがそこで下積みをつんだ伝説のライブハウスのこと。

それを模したのが大阪の梅田にあって、ビートルズの完コピバンドの演奏を見ながらお酒が飲めて、ビートルズマニアにとってはたまらない場所だった。

そんなキャバーンクラブに連れて行ってもらえたボクはもう終始大興奮状態だった。

ボクがしたリクエストのThe long and winding roadも演奏してもらえてすごく嬉しかった。

いつの日かイギリスのリバプールにある本物のキャバーンクラブにも行ってみたいなぁ、行ける日が来たらいいなぁと思った。

 

 

 

 

 

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そんな夢にまで見た、あの頃に想いを馳せたキャバーンクラブにボクは本当の本当に来ることが出来ました。

あれからたくさんの月日が流れたから、正直言うとあの頃ほどビートルズ熱は無いし213曲全ての名前ももう言えないです。

 

 

 

 


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でもやっぱりボクはビートルズ大好きなんやなぁと思いました。

昼と夜、2回も来てしまった笑

 

 

 

 

 

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平日の水曜だったので、どの出演者も弾き語りのみだったんですが、全員もはや芸術の域に達してるなと思いました。

そりゃそうですよね。

ここが間違いなく世界最高峰ですもんね。

Back in the U.S.S.Rの最初と最後のジェット機の音までピック擦り付けて出すんやもん。

弾き語りでここまで出来るんやとただただ圧巻されて気がついたら3時間見とれてました。

 

 

 

 


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今ボクが路上で演奏する曲はLet it beのみだし、ギターの手慣らしをするときにBlack birdを爪弾くくらい。

以前はIn my lifeとかHelp!とかI wanna hold your handとかYesterdayとかもレパートリーに入れて歌ってたけど。

でもやっぱりビートルズ大好きです。

 

また1つ夢が叶って嬉しいです。

 

そしてやっぱり音楽が好きなんだなぁと思います。

 

そんな大好きな音楽で素人なりにも飯を食わせてもらえてて本当に本当に幸せなことなんだなぁとあらためて思うことが出来ました。