続・ゾロのそぞろ歩き

世界一周ゾロのそぞろ歩きの続きです

日本を誇りに思う

 


どちらかというと日本が好きじゃなかったです。むしろ嫌い寄りでした。

32歳の頃からオーストラリアに住み始めて2年半、その後現在の世界旅に出て4年、外国で出会った人達と日本の話をする時はいつも「日本は好きやけど、でもあまり好きじゃない」と答えていました。なんやったら一時は「日本嫌い。だから海外に出た」って答えてる時期もありました。

日本の何をそんなに毛嫌いしてたのかと今思うと、育ってきた家庭環境の人間関係と職場での理不尽な人間関係でした。

要は人間関係、考えてみればただそれだけでした。

ボクがオーストラリアに2年半ほど住んでる時の話なんですが、本当にたくさんの日本人と出会いました。特にボクが住んでたゴールドコーストは当時は関空からも成田からもジェットスターが就航してたので多くの若いワーホリ達が入れ替わり立ち替わり来ていたし、原発事故から避難する為に家族で移住して来た人達もたくさんいました。

とりわけワーホリの子達はセカンド取得の為にファームに行ったり違う都市に移動したりするので、3カ月周期で人が入れ替わっていたように思います。

本当にたくさんの日本人と出会い、別れました。

そんなふうにたくさんの出会いと別れを繰り返しているうちに、ふと1つ気づいたことがありました。

ゴールドコーストでモテてるやつは日本でもモテてた。男も女も。

ゴールドコーストでモテてないやつは日本でもモテてなかった。男も女も。

という事実でした。

けっきょく日本にいようが世界に出ようが個人のパーソナリティなんてそう簡単に変わることはなくて、パーソナリティが変わらない限り結果もほとんど変わらないんじゃないのかなと。たとえ環境が大きく変わったとしても。

そう思って自分自身を冷静に客観的に見てみると、日本でずっとずっと人間関係に苦しんでたボクは、やっぱりゴールドコーストでもずっとずっと人間関係に苦しんでいました。とりわけ職場での人間関係で。最後の最後まで。ずっとずっと。

具体的に書き出してみると

最初にお世話になったジャパレスでは板長さんと何度もケンカしました。最後はオーナーと給料の安さで揉めて辞めました。

次にお世話になったローカルのモダンオーストラリアレストランではヘッドシェフと大喧嘩して喧嘩両成敗でヘッドシェフもボクもオーナーにクビにされました。

次にお世話になった日本人オーナーシェフのレストランではオーナーシェフとケンカして辞めました。

次にお世話になった回転寿司レストランではヘッドシェフとして雇ってもらいましたけど、やっぱり最後はオーナーと怒鳴りあうほど大喧嘩して辞めました。

最後の最後にお世話になったジャパレスでは社員候補として雇ってもらいました。ケンカこそしなかったもののやっぱりヘッドシェフの怒りを買うようなことをボクがしてしまいクビになりました。

以上です。

なにこれ?

なんなのこれ?

今これ書いてて、改めて書き出してみて、正直うっすら戦慄を覚えています。

ボク、相当ヤバイ人間かもしれないなと。

ゴールドコーストでこんなだったボクはやっぱり日本でも同じでした。ケンカしては辞めてケンカしては辞めての繰り返しでした。

そして旅に出てからもやっぱり同じです。

同業者、バスカーとケンカしたり揉めたりしました。

ちょっと震えてきました。

こんなにもボクは人付き合いが、人間関係がヘタクソなんやなと。

いつまで経っても。ずっとずっと。

なにこれ?

なんなのこれ?

なんか人として必要な何かが欠落してるの?

今、冷静に振り返って原因を考えてみるとやっぱりこないだ書いたボクの悪い癖がそうさせるのかなと思います。


・短気
・感情的に怒ってしまう
・その場で言わず溜めてから後になって爆発してしまう


からの最終的に「もうええわ!」ってなってしまう。

その結果なんちゃうかなと思います。


・気を長くもって
・感情的にならず冷静に話しをして
・おかしいと思ったら溜め込まずその場で言う


これが出来ればボクの人生は大きく変わるのかもしれません。

でも一方ではだからこその今があるわけで、そもそもこれが人間社会でのボクの役割であり、変わる必要なんてなくて、むしろありのままのボクで生き続けていくのが使命なのかな?とも思ってしまいます。

悪い人がいるから良い人がおるし、貧乏人がいるからお金持ちがいるのがこの世界の法則なわけだから。

逆説的に考えてみると、むしろボクが短気で感情的で何事も溜め込んで爆発し続けて生きてきたからこそ、ボクの人生は大きく変わって今現在にたどり着いたとも捉えることができます。

もしもボクが気が長くて冷静で何事も溜め込まない人間だったとしたら、15歳で最初に就職した寿司屋さんで今でも普通に働き続けていたのかもしれません。それはそれでまたいいのかもしれませんが。

なんか今日はどんどん話が逸れていってしまったんですけども、言いたかったことは別にあります。

こないだバスキング中に男性に飲みに誘われたのでパブに一緒に行ったんですが、そのパブの中でアメリカのネブラスカ州から旅行に来てた女性2人とドイツのハンブルグから旅行に来てた女性2人と仲良くなって6人で飲んでいました。

その時にボクはみんなにこんなことを言いました。


「今4年ほど世界中を旅をして57カ国訪れたけど、世界で一番美しい国は日本だと思う。世界で一番優しくて親切で真面目で礼儀正しいのは日本人だと思う。ボクは日本に誇りを持ってる」


心の底からそう言えました。

やっとボクは心の底からそう言うことができました。

あれほど人間関係が嫌で嫌で仕方なくて、日本なんてキライだったはずなのに。

38年間生きてきて、やっとボクは自分の生まれ育った国に誇りを持つことができるようになりました。

なんだか今日は話が支離滅裂になってしまいましたが、1つ夢というかやりたい事が出来ました。

いつか北は北海道から南は沖縄まで、日本列島を旅してみたいです。

自分の生まれ育った国のことをもっとよく知りたいです。